【東名高速沿いに点在】初心者におすすめのサーフポイント5選【名古屋編】

サーフポイント

さて、今回は愛知県の名古屋エリアにお住まいのビギナーサーファーにおすすめのサーフポイントを紹介したいと思います。

名古屋市周辺だけでなく、海なし県の岐阜県や長野県在住のサーファーにも参考になると思います。

ちなみにサーファーは愛知県のサーフィンエリア(主に田原市、豊橋市)を伊良湖と呼びます。

  • 名古屋市内からサーフィンできる海ってどこが近いのか?
  • サーフショップが近くにあるといいな
  • 岐阜や長野から海まで遠くないかな?
  • 高速道路の出入り口からポイントまで近いのか?

この記事を読めば、上記の悩みは全て解決します!

ちなみに、僕が考える初心者向けのサーフポイントの定義は、、

  • アクセスが良い
  • サーフショップが近くにある
  • 駐車場、トイレ、シャワー、飲食店などの設備が充実している
  • 比較的波が穏やかなコンディションの日が多い

といったところです。

それでは早速、名古屋エリア在住の初心者サーファー向けサーフポイントを見ていきましょう!

明るい雰囲気で設備も充実【ロコ】

最初に紹介するのは愛知県・田原市にある、ロコポイント。

ポイント目の前にある、『道の駅 あかばねロコステーション』が名前の由来となっています。

舗装された広大な無料駐車場、シャワー&トイレが完備されています。

なお、道の駅の駐車場は、サーファーは利用しないようにしましょう。

ポイントの特徴としては、右側に堤防があるので、ウネリが強い日も堤防内でサーフィン可能、堤防横はロングボーダーが多い、サイズアップするとチューブも巻くパワフルな波がブレイクする、堤防が西風をかわす、といったところです。

最近は地形が若干深くなり、どちらかというとロータイド(干潮)時のサーフィンがおすすめです。波質はテイクオフ(サーフボードの上に立つこと)がイージーな初心者向けの優しい波です。

注意点としては強い東ウネリが入ると、堤防横から沖への強烈なカレント(潮の流れ)が発生するので、ビギナーはサーフィンしないようにしてください。

漂流事故も何件か発生しています。

アクセスは東名高速の音羽蒲郡インターチェンジ、もしくは新東名高速の岡崎東インターチェンジが最寄りのICになります。そこからは下道やバイパスを乗り継いで行くことになります。

伊良湖エリアに共通するのが高速道路のインターから遠い、ということです。

名古屋駅からだと2時間弱ですが、半分は下道です。

ただ近い将来、蒲郡バイパス(2024年度開通予定)が完成すると、名古屋や三河エリアからのアクセスが、かなり改善されると思うので、そこは期待したいところです。

ちなみに、ロコの隣に伊良湖でもメジャーなサーフポイントである、【ロングビーチ】がありますが、最近は地形がドン深気味で初心者向け、とは言いづらくなってきたので、今回は割愛します。

サーフショップはポイント周辺に数軒あります。

ロングボーダーに人気【全日本】

続いて紹介するのは愛知県・田原市にある、全日本ポイント。

その昔、全日本サーフィン大会が開催されたことが由来だとか。

ポイントの特徴としては、左側に堤防があるので、東風をかわす、ロングボードが多い、厚めの波、休日は特に混雑しがち、潮が引くと波質が悪化する、サイズがムネ以上になると地形が持たない(サーフィンに不適格)、といったところです。

海の目の前は林になっているので、車は赤羽根港の指定されたエリアに止めるようにしましょう。夏の休日は特に早々と満車になるので注意が必要です。

なお、駐車場は舗装されていませんが無料です。

あとは有料シャワーとトイレがあります。

左堤防横はロングとショートが混在し、どちらかと言えばレフト(グーフィー)の波の方が長い距離を乗れます。

右側のテトラとテトラの間もポイントになっており、堤防横よりは少しサイズダウンします。初心者のうちはテトラの内側で練習するのもアリです。

堤防から離れるほど駐車場から歩くので、若干サーファーの数は減ります。

アクセスは前述のロコ同様、東名高速または新東名高速を利用することになります。

サーフショップはポイント周辺に数軒あります。

綺麗な三角波が割れる【新日本】

続いて紹介するのは、愛知県・田原市にある、新日本ポイント。

名前の由来はポイント発見時、プロレス(全日本プロレスと新日本プロレス)が流行っていたので、全日本の隣だから、こっちは新日本でいっかぁ、ということで決まったそうです笑

伊良湖の波はレフト(グーフィー)の波が多いのですが、ここ新日本はロコと並んで、伊良湖でも数少ないライト(レギュラー)の波が中心となるポイントです。

沖にテトラが投入されており、その内側のブレイクがメインです。

砂がつきやすく、綺麗な三角波(ライト、レフトの左右に走れる波)がブレイクする傾向があります。

波質は厚めでイージーなので、サイズが小さい日は初心者にはもってこいです。

基本的に潮が多い時間帯がサーフィンに適しているポイントなので、出発前にタイドグラフ(潮の満ち引き)を確認しておきましょう。

駐車場はポイント入口に20台ほどの舗装されていない駐車スペース(僕はいつもこっちに止めています)があり、あとはビーチ沿いの道路(こちらは舗装されている)に路駐、といった感じです。

駐車料金は無料です。

シャワーはありませんが、水道&トイレはあります。

新日本も全日本と同様、休日はかなり混雑する傾向があります。

朝6時にはもう満車なんてことも、、

新日本ポイントは更に入口正面(僕はメインとかトイレ前と呼んでいます)と、正面からビーチ沿いを左に少し進んだキノコ前に大きく分かれます。

正面は左側に岩があるので、特に満潮時は注意するようにしましょう。

キノコ前はポイント目の前にキノコの形をした謎のオブジェ?があるので、すぐわかります。

キノコ前はローカルというか、大人数のグループで来ている人たちが多く、海の上でのおしゃべりがうるさいので、僕はちょっと苦手です。波は若干キノコ前の方がいい傾向があります。

アクセス方法はロコや全日本と同様です。

お祭り会場にもなる、浜松のメジャーポイント【中田島】

続いて紹介するのは、愛知県のお隣、静岡県・浜松市にある中田島(通称:凧場)ポイント。

ここは餃子や鰻が有名な浜松市のメジャーポイントになります。

舗装はされていないですが、広い無料の駐車場にシャワーとトイレがしっかり完備されています。

アクセスは東名高速の浜松インターチェンジが最寄りICになり、名古屋駅から2時間弱で、伊良湖エリアより時間で言えば少し早く到着できるかもしれません。

浜松ICからも国道1号経由で、ほぼ一本道でアクセスできるのがいいですね。

政令指定都市である、浜松市中心部からも10分前後で到着できるので、都市型サーフポイントと言っても過言ではないかもしれません。

ポイントの特徴としては、ウネリには敏感、障害物が無いため風の影響を受けやすい、といったところです。

左右にテトラがあり、その間が主なサーフエリアになります。

左側の方がロングボードや初心者向きです。

ショートである程度経験があるサーファーは右のテトラ周辺に多いです。

サイズアップすると、テトラ周辺のカレントが強くなるので、初心者は絶対入らないようにしてください。

ポイント横に中田島砂丘という、あまりメジャーではない(失礼)観光スポットがあり、砂丘の目の前にFIX SURF SHOPがあるので、スクールや買い物はここが便利でしょう。

なお、毎年ゴールデンウィークに浜松まつりが行われますが、祭り期間中はポイントの駐車場は使用禁止になります。

そんな時は大人しく祭りを楽しみましょう。

市街地から近いサーフポイントなので、グルメや温泉など、サーフィン後のアフターも充実しているのが中田島ポイントの魅力です。

ウェーブプールが目の前にある【静波】

最後に紹介するのは、静岡県・牧之原市にある、静波ポイントです。

アクセスは名古屋駅からは車で2時間ちょっと、最寄りICは東名高速の相良牧之原インターチェンジになります。

なお、同じ静岡県内の浜松市からは1時間、静岡市からは45分ほどで到着します。

ポイント目の前に舗装された無料の広大な駐車場(海水浴シーズンは有料)があります。

シャワーはあるらしいのですが、僕は今まで確認できていません。

(どこにあるのか知っている人いたらコメントかDMで教えてください。もしかしたら海水浴シーズンしか設置されないのかも)

トイレはちゃんとあります。

海に向かって左側を女神(または新堤。自由の女神像がある)、右側を旧堤と呼んだりもします。

ポイントの特徴としては、ピークがバラつくビーチブレイクで、どちらかというと早めの波(崩れるのが早い波)が多い、サイズがカタ以上になるとハードになる、西〜南〜東といった幅広いウネリをキャッチ、という感じです。

普段は静岡エリアの外海(浜松や御前崎)に比べると、コンパクトな波が割れているので、初心者向きと言えるでしょう。

また、静波海岸の目の前には国内最大規模の人工サーフィン施設、『静波サーフスタジアム』があるので、波が無くてもサーフィンを楽しめちゃいます。

ただ、料金が少し高い気がするので、僕はまだ一度も行っていませんが、、

静岡県で最もメジャーなサーフポイントだけあって、サーフショップはポイント周辺に10軒以上あるので、困ることは特にないはずです。

サーフィン後のグルメは静岡県内限定のハンバーグチェーン『さわやか』に是非行ってほしいです(土日は非常に混雑するので要注意)

東名高速沿いにポイントが集結!サーフィンとグルメを楽しむ旅に出よう

今回のサーフポイントは全て東名高速のインターチェンジからアクセスできるので、サーフトリップに慣れていない人でも比較的容易に辿り着けるのではないでしょうか。

また、今回紹介した伊良湖、静岡エリアは、夏にメロン栽培が盛んで、道の駅などで一玉1000円前後(安い時は500円)で購入することができます。

中田島や静波方面は美味しいご飯屋さんも多いので、サーフィン後のゴハンも楽しみになります。

欠点としては冬になると北風が強くなり、伊良湖から静岡エリアは波が立つ日が少なくなってしまうことです。

そんな日になると、名古屋サーファーは日本海の福井に行くことが多いです。

福井のサーフポイントはまた別の記事で紹介しようと思います。

それではまた海でお会いしましょう!

タイトルとURLをコピーしました