今回の記事では沖縄県・糸満市にあるスーサイド・メインポイントを紹介!
那覇空港からおよそ30分の距離にあり、トリップサーファーにとっても最もアクセスしやすいサーフポイントの一つ。
「スーサイド」と言われるポイントは更にいくつかのポイント(ピーク)に分けられるので、今回は最もサーファーにとってポピュラーなメインポイントを紹介します。
このサイトでは僕が実際に足を運んだことがあるポイントしか紹介しないので、初めてのサーフポイントに行く時に誰もが気になる下記の点に徹底的に応えます。
- ポイントまでのアクセス
- 駐車場やシャワー、トイレといった設備の有無
- ポイントの特徴、雰囲気、注意事項
- ポイント周辺の美味しいご飯屋さんetc
それでは早速いってみましょう!
【ポイントまでのアクセス】
MAP
住所
沖縄県糸満市米須
初めて行く際はGoogle Mapsに『ひろしまの塔』と入力しましょう。
波があれば道路沿いにサーファーの車がたくさん駐車しているので、すぐにわかると思います。
車でのアクセス
那覇空港からは一般道利用で30分前後とかなり近いです。
なお、同じ沖縄本島北部の美ら海水族館からは2時間弱の距離にあります。
サーフトリップで訪れる人のほとんどはレンタカーを利用することになると思いますが、
サーフポイントまでの道のりは快走路なので、大きい車をレンタルしても問題ないです。
【駐車場と設備について】


車は「ひろしまの塔」内のスペースと、県道沿いの路駐の2か所があります。
路駐する時は内陸側に止めるようにしましょう。
トイレは慰霊碑のある公園内にあります。
シャワーは残念ながらありません。
コンビニは国道331(507)号沿いにある、セブンイレブンかファミリーマートを利用しましょう。
【ポイントの特徴】

風は北西風がオフショアになります。
沖縄サーフィンの最大の注意点が、県内のサーフポイントはほとんどが「リーフ」だということ。
本州などの内地でリーフというと、ボトムが玉石や岩の地形のサーフポイントを指しますが、ここ沖縄のリーフは「コーラルリーフ」つまり珊瑚礁です。
非常に鋭く、足を切ったりする確率が高いため、トリップサーファーはリーフブーツの着用をオススメします。
僕は裸足でサーフィンしましたが、海への出入りにめちゃくちゃ苦労しました、、
また、ロータイド時は水深が非常に浅くなり、サーフィン不可になります。
そのため、満潮の2時間前後、計4時間が沖縄におけるサーフィンタイムになります。
慣れないうちは大潮のハイタイド前後を狙ってみましょう。
沖に出る時は、海に続く道のようになっている部分から出るのが比較的楽です。
ウネリには敏感で南から東のウネリを拾います。
波質もメローなコンディションが中心のため、サイズが手頃な日はロングやミッドレングスのサーファーに人気です。
台風接近などでサイズアップすると掘れたショートボード向けの波に変貌します。
1年中波はあるほうですが、北風が吹く冬がベストシーズンらしいです。
ローカルも多いですが、沖縄サーファーには「いちゃりばちょーでー」(一度会えば皆兄弟)の精神があるので、こちらから積極的に挨拶をして、友好的な関係を気づいていれば全く問題はないです。
真冬でも水温が20℃を下回ることが少ない沖縄という地理的特性ゆえ、セミドライなしでもサーフィン可能です。
普通の体質の人なら、3ミリフルのウェットスーツ、寒さに強い人ならシーガルがあれば十分でしょう。
ちなみに僕は11月後半でトランクス&長袖タッパーでした。
なお、ここスーサイドの隣にあるジョン万ビーチ(大度海岸)で2015年にサメによる被害(シャークアタック)が発生しています。
海水温の高い沖縄近海は、内地に比べるとサメが多いのは事実らしいです。
潮回りの件もあるので、トリップサーファーはなるべく一人で海に入ることは避けましょう。
動画
陸地からのサーフィン映像。
この日はやや早めのブレイクが多く、ショートボード向けの波。
【まとめ】
オフショア | 北西 |
ベストスウェル | 南〜東 |
ベストシーズン | 冬 |
地形 | リーフ |
シャワー | 無し |
トイレ | あり |
駐車場 | あり(舗装・無料) |
キャパシティ | 普通 |
ローカル度 | ★★ |
混雑度 | ★★★ |
レベル | 中級者〜 |
所在地 | 沖縄県糸満市米須 |
以上、スーサイド・メインポイントの紹介でした。
スーサイド(自殺)という地名の由来は米兵が名付けたものらしいです。
沖縄には戦争の悲しい歴史があります。
ポイント近くには戦没者を祀る「ひめゆりの塔」があります。
サーフトリップも楽しいですが、こうした日本史の負の部分に触れるのも、サーフィン天国・ニッポンを知るいい機会になると思いますよ。
それでは、また海でお会いしましょう!